令和4年度技術士第二次試験問題〔総合技術監理部門〕Ⅰ-1-26

I -1-26労働災害に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

①不安全行動は,作業者の意図とは別に安全な作業ができなかったものと,意識的に手順等を守らず安全に作業をしなかったものとの2つに大別できる。

労働災害が発生する原因には,労働者の不安全行動のほか,作業環境の欠陥等,機械や物の不安全状態があると考えられている。

労働災害は,不安全行動と不安全状態が重なった場合に発生するケースが大部分を占める。

④ 稼働している設備・機械等が完全に自動化され,作業者がその場にいない場合でも,不安全状態が生じる可能性がある。

労働災害は,労働者の就業に係る建設物,設備,原材料,ガス等により,又は作業行動その他業務に起因して,労働者が負傷し,疾病にかかり,又は死亡することをいう。

回答 ④らしい

①適切

②適切

③適切

④不適切。作業者がその場にいなければ、そもそも労働災害が発生しないから?

⑤適切

参考

「しっかり学ぼう!働くときの基礎知識」

https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/study/roudousya_roudousaigai.html