令和5年度技術士第二次試験問題〔総合技術監理部門〕Ⅰ-1-6


I -1-6各作業を早く終えて,次の作業者に引き渡すことは,作業効率を高めるために重要である。ある作業者が,下表に示された5つの作業をこれから1つずつ順に実施しなければならないとき,5つの作業のリードタイムの平均値が最小となる作業の実施順序の記述として,次のうち最も適切なものはどれか。ただし,最初に着手した作業の開始時刻を起点とし,起点となる時刻から,各作業が完了する時刻までのそれぞれの時間を各作業のリードタイムとする。


作業名 所要時間
A 4
B 8
C 2
D 10
E 6

①A-B-C-D-Eの順で作業を実施した場合に最小となる。

②C-A-E-B-Dの順で作業を実施した場合に最小となる。

③D-B-E-A-Cの順で作業を実施した場合に最小となる。

④C-B-D-E-Aの順で作業を実施した場合に最小となる。

⑤作業をどのような順序で実施しても,変わらない。


回答 ① 所要時間が長い作業を後にしたほうが、リードタイムは少なくなる。 


参考 なし